セカンダリー編入のための英語力 "Writing"

今日は、中学生以上でこちらのインター校に編入する際に必要な英語力について書きたいと思います。
あくまでも日本の教育を受けていた人の話です。

日本の公立中学で習う単語数は3年間でだいたい900語ぐらいだそうです。高校で学ぶ分をあわせても3000語ぐらいで、語彙数そのものはかなり少ないようです。
ちなみに、娘が英語を教えるのに時々使っている幼児向けのFirst Word Bookに出てくる単語数は700語です。
nativeの幼児や子育てをしている親が日常使いそうな生活基本会話がたくさん出てきます。
そこから見ても中学で900語というのは極端に少ないことがわかると思います。

基本的なグラマーは中学3年間で学べますが、
それでもぜんぜん足りないのが現状ですので、
赴任が決まり、インター校編入しか道が無い場合は、急いで英語の基礎を固める必要があると思います。

もちろん編入後はESLで徹底的に英語を学べるので、そこでしっかり勉強すればある程度定着するとは思いますが、ESLをやっとのことで卒業して、レギュラークラスに入っても、授業についていくのはかなりきついと聞いています。
努力家であること、自主性のある性格でないと、グループワークなどが多いインター校の授業についていくことは大変です。

さて、それでもインター校編入という決断をされた場合、どうやって英語を短期間で習得すればいいのでしょうか?
編入前にすべきことを書いてみました。

まず中学生のうちであれば、一刻も早く中学校で習う英語というのを独学、または家庭教師をつけて終了して何度も「読む、書く、聴く」の練習をしてスキルをアップしなければなりません。
そして高校生レベルの英語の勉強に取り組む必要を感じます。

一番簡単にできる日々の勉強法は、

1.毎日英語で日記を書く。
この場合、単調な毎日を書いてもあまり意味が無いので、見た映画、ドラマ、読んだ本、その時のニュースなど細かいトピックを作って、それについて感じることを書きとめて行くのはいいことだと思います。
それをチェックしてくれる人がいれば一番です。
ニュースや映画は英語で書かれたものがあるので、そういうのをプリントアウトして読むのも勉強になります。そして自分の言葉でそれをまとめていくのです。

書くことはインター校では非常に大切です。
テストの多くが記述式の物が多いので、本格的なwritingは指導者無しに学ぶことができません。
ですから、トピックを限定してそれについて書かれた文章にたくさん触れておくのは大切です。

もちろん意味がわからなければ辞書をひいてください。
単語帳+例文+練習文(自分で作る)を作るのはおもしろそうですね。

インター校で学ぶ生徒達は小学生後半から徹底的にwritingの力を指導されているのでセカンダリーになる頃にはアカデミックな文章をすっと書きます。
書くことは英語(国語)の授業だけでなく、すべての教科で求められるので「日本人は数学が得意だから数学は簡単」とよく言われるのですが、数学でさえ、記述式のテストはたくさんあるのでそのスタイルを学ぶこと無しにテストをパスすることはできません。

もちろん人並みの英語を1年や2年で書けるようになるとは思われませんが、少しでも書くことに慣れておくことは大切です。
ですからセカンダリ編入を考えている人は、まず英語を書くことからはじめてください。日本人にとってListening,ReadingよりもWritingが一番やりやすい分野だと思います。


次回はWritingの練習のために役立つ本を紹介する予定です。

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