小学生高学年、中学生からのインター校編入について思うこと その2

今日はリストではなくてたった一つのトピックです。
日本の小学生の英語の時間は読み書きに重点を置いていないようなので、
インター校に入ってから、たくさんの英文に出会ったとき、まず読めない、書けないは当たり前です。
本来、英語は読めるようになってから書くのが一番なのですが、そんなことも言っておられないのですよ。

たぶんESLに入るのが当たり前なのですが、ESLに入ったとしても、学校でやらされるのは、きちんとした英語ですから、読むことはもちろんのこと、書くこともかなり求められます。

実は、私は中学2年生の夏までは、英語の時間が苦痛でした。何をやっているのかさっぱりわからなくなったのが中2でした。
その時、現在進行形を習っていたことをはっきり覚えているのですが、夏休みに出会った家庭教師の指導のもと、ついに英語に開眼したわけです。

あとは、苦労することなく英語の世界に入って行けたのですが、その時に英語のスペルを覚えたり、初めて出会った単語を読むことにまったく苦労しなかったのが、スピーディーにそれまでのグラマーを理解できた原因だったと思います。

今、子供たちに英語を教えていて感じることは、英語が読めない、スペルが覚えられないという難しさです。

たとえば、この写真を見てください。

これ小学生高学年のScienceの参考書です。
photosynthesis, chlorophyll 何のことだかわかりますか?
それぞれ光合成葉緑素のことです。
小学校で普通に習いますね。簡単なことですが、これを英語で覚えろと言われた子供はなかなか苦労すると思います。
そして、ちゃんとした英語でそのシステムを書くことも実に大変です。
そこまでのレベルになるには相当な時間を要すると思いますが、まずは単語を読めて、覚えて、書くことです。
この時、英語のPhonics systemを理解していれば楽なのですが、それにしてもどちらも難しい単語です。

このような単語を私は、あまり苦労することなく読めたのです。
昔の話です。意味がわからなくても読めたのです。書くこともそう苦労はしませんでした。

なぜなら、当時 英語はさっぱりわからないのに、英語の歌を歌いまくっていたからです。

昔、家にこのレコードがありまして、そのレコードの袋が歌詞が印刷されていて、それを見ながらどの歌も歌いまくったのです。それ以外のBeatlesや他のグループ、歌手の歌も歌いまくりました。そのうち単語が自然と読めるようになったわけです。
別に自分で辞書で発音を調べることなく、耳から聞こえたとおりに一緒に歌っていくうちに、自然と英語のスペルの成り立ちがわかったのかも。
でもその後、家庭教師から辞書に書いてある発音記号を叩き込まれたので、それで定着したというのもあります。その先生に感謝です。

今なら、せめて低学年のうちからPhonicsに慣れ親しんでおくことで、英語はかなり読めるようになります。
そして、もし私のBeatlesのようなものに出会えたなら、勉強と言う形ではなく、好きなことを楽しみながら覚えていけるのではないでしょうか?
今ならどんな歌だって、歌詞を調べるアプリで歌詞が出てきますので昔に比べてもっと簡単です。

これは私のただのアイディアです。
もしお子さんがスペルを覚えることや、英語を読むことに苦労されていたら是非こういうやり方も取り入れてください。


次回は、学校で必須のコンピューターについて書きます。

ではでは

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