小学生高学年、中学生からのインター校編入について思うこと その3

今日はインター校には絶対につきもののコンピューターについて書きたいと思います。これは非常に重要なことだと思います。

Delia School of Canadaに編入するとき、必ず学校のソフトウエアが入ったラップトップを購入させられます。
最近入ったお子さんのラップトップはレノボWindows 8 Versionです。

このソフトウエア内に自分のアカウントを作って、そこにアクセスすることで、その日の宿題の内容を確かめたり、各教科の先生が作った授業に使う資料をダウンロードしたりするシステムになっています。

ですから、紙で印刷されたものがまったく無いため、本来それをプリントアウトするという発想がなければ、いちいちここにアクセスするか、DLしたファイルを開いて見ない限りよくわからない状況です。

日本でももちろんIT授業は前より取り入れられていると思いますが、各自のコンピューターが無ければ授業の内容がわからないなんてことは無いと思います。しかし、こちらでは、宿題のほとんどがここにアクセスしないことにはわからない状況ですので、いきなりインター校に編入したとき、PCの扱い方がわからないという状況では苦労すると思うのです。

私が教えている子は、フォルダーの作り方すらわからない状態で、DLしたものがどこにあるか見つけるのに非常に時間を要していて、そこで私がフォルダーを作ってファイルを整理する方法を教えなければならず、びっくりした経験があります。

娘は小学校1年つまりG1からITの授業があったため、私が教えることなくコンピューターになじんでいきました。その後ESFに進んだのですが、ここのセカンダリーでも似たようなシステムがありましたので、すべての授業はコンピューターに直結していました。
デリアだけでなく、どの学校も似たようなシステムがあります。


G8に通う子はESLの授業の中で、グラマーを学校のシステム内につくられたゲームで学んでいくというのをやっています。
これは英語がまったくわからない生徒にはかなりきついので、誰かにサポートしてもらってやった方が理解度は高まると思います。今、私はそういう形で、インター生の英語を見ているのですが。。。

作文などはWordを使って仕上げていきます。先生にe-mailして内容をチェックしてもらったりもできますし、最終提出もこのシステム内で行います。

Wordだけではなく、Web builderのソフトを使ってWebsiteを作ったり、プレゼンテーションはPower Pointを使いますので、最低限のコンピューター知識があれば、さらにSoft landingできると思います。

コンピューターですから、ちょっとしたトラブルはつきものですので、そういうのが起きたときに、ご両親のどちらかが、コンピュータを理解していてトラブルシューティングできれば尚いいと思います。そうでなければ、いちいち学校内のIT部に持ち込んで修理してもらわなければならないので。

実は、最低限のスペックしかないラップトップですので、メモリーが足らなくなったりするし、すぐにコンピューターに慣れ親しむと、個人的なことに使うことにもなりますので、さらにスペックを高くしないと動きが遅くなってしまうからです。

それから、現在日本人学校に通っていて、いずれインター校に編入を考えている場合でも、早めにお子さんにコンピューターを与えて使えるようにしておくことはとても大切だと思います。


英語の家庭教師派遣します。
詳しいことは私までメールください。
英語だけではなく、ピアノ、ドラム、ギターの先生の派遣もできますよ。
お気軽にお問い合わせください。
juniper_dr24@hotmail.com まで