ESL Programについて

先日 娘が日本人のお子さんのデリアスクール編入の際行われるインタビューに、通訳として着いていくことになり、今まで疑問に思っていた点を私がリストにしたので、教頭先生じきじきにお話を聞いてきました。
その内容について報告したいと思います。

状況は日本人中学からの編入です。
この生徒さんの場合、Grade9〜Grade12の4年間のプログラムです。
日本人学校卒業後の場合はG10〜G12の3年間のプログラムになります。
デリアを卒業するのに必要な単位は30 course credit (30コース単位)で、そのうち18単位(教科)は必修です。
1単位=110時間 + 50%以上の出席率です。


まず、日本人学校からの編入の場合、そのほとんどがESLを取ることになります。
ESLはA→B→C→Dの4段階になっており、1段階110時間の授業量になります。そして110時間のコースが終わるごとにテストが行われ、
そのテストで50%以上(最低50%)を取ることで次の段階に上がれます。
そして最後のDは、テストの結果によってYear10の英語を取ることができるか、一つ下の学年Year9の英語になるかで、大きく分かれるため、できるだけ70%以上でパスすることは今後のことを考えると非常に大切です。
A〜DのESL終了=4単位取得となり、1年間で4単位をおさめることはOSSDプログラムを終了するためのミニマム単位です。
(OSSDについては次回書きます)
今の予定では今からはじめて、来年の同じ時期までにDを70%以上でパスすることでG10からEnglish10を取ることができます。
しかし、Dを低い点数でパスした場合はEnglish9をやり直さなければならず、1年間損することになります。ですからできるだけ高い点数でESLを終えなければなりません。

G9でESLをやりながら取ることのできる科目はPE(体育)、アート、コンピューターの3科目ですが、教科のスケジュールによりどの科目でも取ることができるのではないようです。
この3科目は単位が取れませんので、この教科をやらず図書館で自習してもかまわないようです。

ESLはオンタリオプログラムのESLにそって行われます。
主にコンピューターを使ったプログラムなので、コンピューターさえあれば家からでもオンラインで学ぶことができます。
学校の授業だけで勉強するのではなく、家庭でもしっかり勉強して、その後行われるOSSDやOLCのコースにパスできるだけの英語力を短期間でつけなければならないので、かなりハードな学習体制を整えなければなりません。
オンラインで学習内容がチェックできるので、家庭教師をつけて学ぶ際も、できるだけこの内容を先生にチェックしてもらって、毎回の授業を無駄にしないように対処してもらうことが大切ですね。

次回はESL終了後のプログラムについて書きたいと思います。

尚、このケースは4年間のプログラムですので、これが卒業まで3年のプログラムになるともっと過酷になるということを理解しておいてください。



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