読む力をつけるためには? 2

読むことに慣れてきたらどうするか?

また続きは次回に書きますと書きましたが、あらためて考えてみてもなかなか良い方法が思いつきませんね。

私がPapaerbackを読み始めたのも実は香港に来てからです。
英語は勉強していましたが、英語の本を読むなんて思いつきませんでした。
ある日、娘がクラスで、 "Charlotte's Web" (邦題 シャーロットの贈り物)を勉強していました。

確か1年生か2年生かよく覚えていませんが、小さかったことは覚えています。このお話はアメリカの小学校では必ず使われる由緒ある小説です。
このお話を通して、Farm Animalについて学んでいたような記憶があるのですが、定かではありません。
ちょうど家庭教師の先生が、このお話はおもしろいから、是非Junpeiも読んでみたらとすすめてくれたので、初めて英語で書かれた小説を手にしたのです。
最初はなかなか進まなかったのですが、単語自体はそれほど難しいものもなかったので、辞書をひかなくてもなんとか読めるレベルでした。
そのうち話がおもしろくなってきて、そのまま読破したというわけです。
児童書ですが、大人が読んでも十分に楽しめる本でした。

インター校に入ってからというもの、さまざまな絵本と簡単な子供向けペーパーバックを家庭学習に使っており、学校から帰ってきた娘に意味がわかってもわからなくても、とにかく1冊の本を読ませることを習慣としていたのです。(Phonicsをすべて終了した後)
絵本なら最初から文字数が限られているので、わからない単語に出会ったときは辞書で調べて、使えるフレーズはノートに書かせて練習させていました。(今 娘はそれを続けたことが本当に苦しかったけれど良かったと言っています。)
子供向けの簡単な本は毎日少しずつ読み進めていくことを日課としていたので、私自身、自然と英語の本を読む基礎ができていたのかもしれません。
そして挑んだ"Charlotte's Web"でした。

これを読破したことで自信がついた私は、ブッククラブで購入した児童書を次々と読んでいきました。
そして、1年も経たないうちにシドニー・シェルダン"The other side of midnight"に挑戦したのでした。シドニー・シェルダンの話は内容がおもしろいので初心者にはおすすめの本です。


特に問題もなくこの本も読むことができました。
そしてAmy Tanの小説や、Stephen Kingなども手に取るようになっていったのです。
これと平行して、毎日英字新聞を読むようになりました。
英字新聞は今起きていることを勉強するのに役立ちます。
一度買うと3日ぐらいかかるので、週2回か3回ぐらいしか買いませんでしたが、英会話のレッスンにも新聞の話題がよく出たので、そのときは覚えたばかりの単語を使う練習にもなり、相乗効果がありました。

わからない単語はいっぱい出てきますが、読んでいるうちにどの単語がポイントなのかがわかってきます。ですから辞書で調べる時間も減ってきて、そのうち時事英語に慣れてくるというわけです。

主婦向けのアメリカの雑誌やゴシップ誌などもよく読みました。
生活英語がたくさん出てくるので勉強になりますし、
料理用語なども覚えられます。雑誌は視覚にうったえてくるものも多いですので、頭に残りやすいように思いました。

インターナショナルスクールのセカンダリーに入ったら、私みたいな悠長な勉強法ではまったく追いつかないことと思いますが、セカンダリーに入ることを決心したその日から、このような勉強法を取り入れることが大切だと思います。

今はインターネットでさまざまな英語にふれられますので、
本は大変というかたは、インターネットで興味のある記事を見つけて毎日読むのも一案ですね。

おすすめの本はそれぞれAmazonにリンクしてあります。
シェルダンのこのお話も、シャーロットウエブもどちらも映画化されていますので、
本を読んだ後に是非DVDをごらんになってください。

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