Listening力をつけるのはどうしたらいいの?

しばらく更新できませんでした。
時間が無かったのも事実ですが、「書く」「読む」と来たら最後は「聞く」です。しかしListeningが一番弱い私にはさほど書くことがないのですよ。
だから更新できなかったのです。

年齢が小さい時期でのインター校入学は、耳の臨界期(9〜10歳)に達していない場合は学校に日本人が多い、Native speakerの生徒が極端に少ない場合でも、かなり問題なく先生方が話すきれいな英語が聞き取れるようになり、その発音もNativeに近づきます。
インター校に通う年数が長いほど定着します。

しかし、中学生、高校生になってからの編入はなかなか難しいと思います。それでも大人よりはずいぶんましだと言い切っていいでしょう。

私は17歳で初めてアメリカへ行ったのですが、そのとき自分の耳が悪いことを実感しました。
アメリカ人が言っていることがわからない。単語の意味がわからないとパニックになっているうちに話は違う話に移っていったりと、ドーンと落ち込みました。
その頃、英語を勉強する音源は少しの英会話キットのテープとレコードだけでしたからね。
今はpod castなど気軽にDLして英語を聞く音源がいっぱいあるので、そういうものを利用して日頃からnaturalな英語を聞く方法はいっぱいあります。

その文明の時代を生きていたとしても私の耳はだめですね。
ちょっと聞き取りにくい英語話者につかまるとフリーズしてしまいます。
特に、彼らが話す言葉の中に意味のわからないものが出てくるとそこで思考がストップしてしまうので、そういう意味でも年齢が大きければ大きいほどたくさんの英語を読んで単語やフレーズの意味を知っておくことは大切です。だからやっぱり読み書きから入った方が断然楽なのかなと思ってこれを書いています。

では何をすればいいか?
やはりニュースやインタビューなどの音源+その英文を探して、まずは一通り英語の音を何度も繰り返し聴いてみることをおすすめします。
そして英文を確認してわからない部分、聞き取れない部分を徹底的に勉強します。
慣れてきたらそれをshadowingすることで今度は口、舌を鍛えます。
shadowingとは流れてくる英語を同時に口に出すことです。
簡単なところでは英語の歌でもいいですよ。
Carpentersの歌は英語がきれいなのでおすすめです。
Beatlesも英語がまだ優しいのと、メロディーが口ずさみやすいので私はBeatlesで頑張りました。
英語の歌は語彙を増やすのにも役に立ちますしね。

今はオーディオブックなどもあるので、子供向けの簡単なものを探して、例えば寝る前にベッドで聞くなどするのも勉強しやすい方法ですね。

もっと慣れたら映画ですね。
子供向けのお話は比較的英語がきれいで良い教材となります。
ディズニーのDVDなどでも悪くはないかな?
最初から字幕を出さないでくださいね。最初はとにかく耳だけに頼ることです。そのうち確認の意味で字幕を出して勉強してください。

とにかくこういう練習はできればインター校編入前からバンバンやって欲しいです。